魁!クソゲー列伝!の記事一覧
- 2006/5/19
- 【SFC】ニトロパンクス マイトヘッズ
- 2006/2/18
- 【FC】スペランカー
- 2005/7/31
- 【FC】星をみるひと
[ Category : 魁!クソゲー列伝! ]
【SFC】ニトロパンクス マイトヘッズ
昔プレイしたゲームでも、意外と記憶には残ってたりする。ましてそれが「クソゲー」ならば、その記憶は脳の奥深くに染み付いてしまっている。「ニトロパンクス」は、そんなゲームの1つだ。
当時小学2年生くらいだった私は、親にスーパーファミコンを買ってもらってはしゃぎ回っていた。初めてのソフトは「ドラゴンボールZ 超武道伝2」だったと思う。この頃だと親もよくゲームを買ってくれたもので、デパートのゲーム売り場で新しいゲームを買ってもらえることになった。(デパートにゲームが並んでいると言う時代が今では懐かしい……。)
勿論小学生なので、ソフトの予備知識など全く無い。そして両親も。そんな親子が手を出したのは、今思うといかにも怪しいワゴンセールの「SFCソフト3本セット」だった。真ん中にあったのが「ドラゴンクエスト1・2」。他の2本が、自分的にはSFCクソゲーランキングでぶっちぎりのトップを誇る、「ニトロパンクス」と「キャメルトライ」。完全な抱き合わせ商法。今やったら間違いなく違法である。しかし小学生の私は、ともかく沢山のソフトを買ってもらえるだけで喜んでいた。
そんな感じで手に入れた「ニトロパンクス」。その内容は、ワリと普通のアクションゲームである。但し、難易度がハンパじゃない。少なくとも、小学校低学年のちみっ子がクリアするのは至難の業だと思われる。この辺りが私の記憶に「クソゲー」として残っている理由の一つかもしれない。
それは置いておいて、今考えても主人公のアクションがなかなか面白い。スプレーをかけて尖らせた赤モヒカンで敵を丸めて、頭に指してぶん投げる。丸めた敵でバスケをするミニゲームなんかもあったな。バリカンで頭を削れば何故か髪の毛が鋭利な刃物に。自分の髪の毛をブーメランのように飛ばして攻撃する。まるでウル○ラセブンだ。鉢植えを拾えば長い緑の三つ編みになって、髪の毛をフックに引っ掛けてジャンプする。挙句の果てには頭の上に卵を乗っけて、孵化した鳥を使って戦う。
で、極めつけはダメージを受けるとこれらのセットが崩れて、一瞬にしてハゲる。肉体的ショックで毛髪が抜け落ちてしまったのか、はたまた無茶なセットの繰り返しで毛根がご臨終なさっているのか。どちらにしても、斬新なアイディアである。斬新なクソゲーである。
ストーリーなんぞ毛ほども覚えていない。チリソースがどうとか言っていたが、知ったことではない。「何で車に乗ってる普通の人が手榴弾投げてくるの?」とかツッコミどころは満載だが、そんなことはどうでも良い。小学生の自分には、そんなことは関係なかった。今になってみると、考えれば考えるほどクソゲー要素満載なゲームだが、それはそれとして楽しんでいたのだ。すげぇよ小学生の俺。今プレイしたとしたら、間違いなくツッコミまくるだけで終わるんだろうな。
ソフトは昔に売ってしまったからもう手元には無い。記事を書く前にネットで検索してみたが、中古で買うと今でも2800円!?クソゲーすぎて何やら軽いプレミアが着いているらしい。レビュー記事も私が検索した限りでは一つも見つからなかった。ここまで来ると逆にスゴイ。
もう二度とプレイすることは無いだろうが、多分記憶の奥底には残り続けるだろう。そんなクソゲー。
[ 2006/5/19 21:47 | 魁!クソゲー列伝! | comment(3) | trackback(0) ]
【FC】スペランカー
「スペランカー」は、知る人ぞ知る最弱主人公が活躍する痛快アクションゲームである。私がこのゲームに初めて出会ったのは5歳のとき。従兄弟からお古のファミコンソフトを大量に貰ったのだが、その内の一本だった。数あるソフトの中でも、カセットにLEDランプが付いていて起動すると光るので、真っ先に目に付いた記憶がある。
……が、このゲームは5歳児が説明書も無しにまともなプレイをすることなど、到底不可能である。腰くらいの高さから落ちただけで死ぬ。坂道で下向きにジャンプしたら死ぬ。下りのエレベーターでジャンプしたら死ぬ。蝙蝠のフンに当たったら死ぬ。自分の身長程度の高さから飛び降りて死ぬ。自分の身長と同じくらいの落とし穴に落ちて死ぬ。……流石にアクションゲーム史上最弱の名を欲しいままにする主人公。プレイヤーの数だけ、死体の山が築かれていく。
そんなわけで、このゲームをまともにプレイすることになるのはこの先実に13年後。ふとしたキッカケでオークションでファミコン本体を購入し、ウチの家庭でプチレトロゲーブームが巻き起こった。そこで弟との勝負の場として白羽の矢が立ったのが、スペランカーである。
最初の実力はそう変わらない。お互い死にまくりである。……が、徐々に、その差は開いてきた。弟のほうが少しずつ、少しずつ先に進むようになっていたのだ。……このままではいけない。兄として、こんなクソゲーで負けるわけにはいかない。
だが、このゲームに求められるのは、機械のように精密な入力操作である。コンマ数秒ジャンプするのが遅ければ、「テンケテンケテンケテンケテッテッテ♪」という非常に腹立たしい効果音と共にまた死体がひとつ増えるだけである。……要するに、熱くなった時点で、私の負けは確定していた。
弟は、全ステージクリアどころか、2周目、3周目まで平然とクリアする。
兄は、全ステージクリアどころか、3ステージ目クリアもままならない。
弟:「あれ~?もう死んだの?ヘタクソだな~。」
兄:「うっさいわ!違う、違うぞ!これは俺が下手なんじゃない!コイツが……そうだ!コイツが、弱すぎんだボケェ~~~~~!!!!!!」
兄の面目、丸つぶれである。
……スペランカーはなぜだか知らないが愛好家の多いゲームである。クソゲーと言ってしまうと不快に思う方もいるかもしれない。……だが、あえて声を大にして言おう。
こんなのクソゲーだよコンチクショウ(涙。
[ 2006/2/18 20:05 | 魁!クソゲー列伝! | comment(2) | trackback(0) ]
【FC】星をみるひと
●データ
知る人ぞ知る伝説のクソゲー。あまりに理不尽なゲームバランスは、マンガ「ドギばぐ」(作・柴田亜美)でネタにされたり、ファミ通では「最初に会う敵にすらまるで歯が立たない」「最初から何も出来ずに投げ出す人、多数」などと言われたりと今もクソゲー界の歴史の頂点に輝いている。
●ストーリー
未来のある場所に、「みなみ」という少年がいた。彼には、そこがどこかも自分が誰なのかも分からなかった。しかし、彼を目のかたきにおそいかかるものたちがいる。メカニックなロボット・軍隊であるガードフォース・攻撃本能しかない異様な生物・超能力者狩りをするデスサイキックたちが、彼を見つけるといきなり攻撃してくるのだった。なぜなら彼は超能力者であるから。…………
彼らのいる巨大都市"アークシティ"では、その都市の管理を"クルーIII"と呼ばれるコンピュータが行っていた。"クルーIII"は、より完全な都市管理のため居住者の心の中まで干渉していて、わずかでも、都市に有害な心がめばえた居住者に対して絶えず矯正を行っていた。このシステムをマインドコントロールといい、その効力は"クルーIII"自身の存在も忘れさすほど強かった。しかし、ごく一部の人々にはマインドコントロールがきかないのがわかった。そこで"クルーIII"は、その人達を"サイキック"となづけてサイキック狩りをはじめた。サイキックは、捕らえられアークシティに連れ去られた。そこに、取り残された4人の子供がこのゲームの主人公である。(マニュアルによる)
後でも触れますが、このストーリー、まるでゲーム中に説明がありません。よって、私のように中古で説明書無しで手に入れたような人間には、全くストーリーが理解できません。この時代としてはかなり独創的で良い世界観なだけ、惜しい所です。
●レビュー
このゲームのクソっぷりを表すには、ソレはもう多大な文章量が必要になってしまいますので、今回は箇条書きでこのゲームの良い所と悪い所を述べていきたいと思います。……悪い所ばかり多いんですが。
悪い所
・オープニングも何も無しにいきなりゲーム開始。ストーリーの説明全くなし。
・移動速度が強烈に遅い。ドラクエの半分程度。
・マップの繋がりが非常に適当。遠く離れた洞窟から出ると最初の村に戻ったりしてくれます。
・ゲーム開始直後最初に会う敵にすら全く歯が立たないという最凶のゲームバランス。
・ほとんどの行動に全くキャンセルが効かない。一度選んだらそこまで。
・レベルアップの合図が効果音のみ。
・レベルアップによるHPのインフレっぷりがハンパじゃない。レベル5にしてキャラのHP1000を超えるのに対して、相手は100を超えるダメージを絶対に与えてこない。後半はこの調子で10000を軽く超える。……のに、物理攻撃で与えられるダメージはほぼ固定で、さいこ力(MP)が切れてかつ物理攻撃が効かない相手の場合そこでジエンド。戦闘から逃げるコマンドが存在しないため、何時間やっても終わってくれません。
・何故かキャラごとにお金を持つ財産固有制を採用。受け渡しなど不可能。
・どこで何をすればいいのか全く分からなくなるあまりに不親切な内容。
・海も越えれば壁も越える。マップの障害物を全く無視した移動が可能なわけの分からない設定。
・宝箱などという洒落たつくりはまるでなし。ストーリー進行上必須になるようなアイテムすら何の変哲も無い床に置いてある不親切さ。気付くわけが無いという。しかも手に入ったときに効果音がなるだけ。有り得ない。
・カタカナフォントを用意しているにも関わらず横文字を全てひらがな表記。読みづらいったらありゃしない。(例:ひっと力=ヒット力(HP))
・パスワードを使って復帰するとくすりのもとなど一部のアイテムが消滅。
・全くノーヒントのくすりの調合法。後半は必須になるのに、そのくすりを引き当てる確立は1/1000、つまり0.1%。
・10秒で終わるあまりにあっけないエンディング。スタッフロールすら流れない。
結論:ユーザーライクの姿勢などカケラも無い。明らかに自分でプレイしてなさそう。
良い所
・ストーリーや世界観がワリと秀逸。もっと前面に押し出して欲しかった所です。
・レベルアップによりキャラの外見が変化したり、微妙にマルチエンディングを採用していたりと、斬新な試みが多い。
・微妙に自由度が高い。極端な話、4人いる仲間の2人だけで全クリする事も可能。
・このころとしては意外と音楽が良いほう。
結論:発想自体は悪くなかったりする。この頃のソフトとしては結構よいほう。SF好きな人に取ってはストーリーも楽しめると思う。
●総評
「このゲームに5300円は犯罪」。……ともかく、悪い点で述べた所が無ければ、いや、少しでもユーザーのことを考えたゲーム作りをしていてくれれば、このゲームもクソゲーといわれることは無かったのかもしれない。微妙に悔やまれる所である。……とはいえ、このソフトがRPG史上最凶のクソゲーであるのは紛れも無い事実ではあるが……。
実際、全クリするのに、ここまで疲れたというかやる気の削がれるゲームは初めてでした。苦痛以外の何者でもない……。とか言いつつ弟と共に『星をみるひと』に3日間どっぷりハマってたアホでした(笑)。
[ 2005/7/31 17:11 | 魁!クソゲー列伝! | comment(0) | trackback(0) ]