【PS2】ロマンシング・サガ ミンストレルソング
「いや、何したらいいんだっけ……?」
プレイを始めて1時間。様子を見に来た弟に対していった言葉だ。そして、この言葉が私にとってのこのゲーム「ロマンシングサガ・ミンストレンルソング」を象徴していると思う。
実は、私はこのシリーズをプレイするのは初めてではない。この「ミンストレルソング」は、10数年前に発売されたSFC版「ロマンシングサガ」のリメイク作品である。そして、3年ほど前に私はそのSFC版をプレイしている。実際のところ、あの時も何をしたらいいのか全く分からず、とりあえず戦闘を繰り返しまくっていたら最初に仲間になった二人だけが異常に強く、中盤の終わりに加えた残りの3人がかなり微妙な能力になってしまったのを覚えている。結局何とかエンディングにたどり着く事は出来たとはいえ、ほとんどイベントも起こせずに終わってしまった。
その時のリベンジというのもあったし、何より浪人生だった私にとって1年半ぶりのRPGとなるこの作品には、かなり気合を入れていた。……が、結局前述のとおりまたこのゲームの「自由度」に私は打ちのめされてしまったわけである。
とりあえずファミ通を見ながらイベントだけでも全部見てみよう、と思って結局雑誌の力に頼りつつプレイを開始した……が、この作品は戦闘数によってゲーム内の時間が進行していく。そのことを最初は全く知らずに適当に戦闘をしまくっていたところ、何やら序盤で起こるはずのイベントが既に消滅していた。……これでは、3年前と何ら変わらない。結局私は3時間以上プレイしたデータを削除してもう一度ニューゲームをした。このゲームには負けたくなかった。
結局3回目のデータでようやく納得して進めるようになった。ファミ通に書いてあるイベントは大体こなした。……が、ここで問題が出てきた。ファミ通の攻略が途絶えてしまったのだ。まずい、次のイベントが分からない。仕方なく自分の力で適当に世界を歩き回ってみる。そして、ファミ通に乗ってないイベントが発生したときだ。ここから、私にとってのこのゲームの楽しさの絶頂期が来た。
ファミ通を見ながら忠実にイベントをこなしていくプレイから、初めて自由に世界を歩き回ってみたのだ。これがともかく楽しい。ファミ通に書いてない技を閃いた瞬間。ファミ通に書いてある育て方とは逆行して自分なりにプレイを始めたその時、初めてこのゲームの面白さが伝わってきたのだ。そしてその時、いかに自分がゲームに対して受動的であったか実感させられた。
それからはもう、サガの虜。技を閃かせまくって強いボスを倒す。単純にゲームとして楽しいのだ。またボス戦の音楽とか最高なんですよ。今まで色々音楽聴いてきたけど、ホントに一流の洋楽とかにも決して劣ってないよコレ。それにキャラクターも色々な武器を使って個性を出すとまた違った方向に成長していく。それがまた楽しい。結局、大学でめちゃくちゃ忙しいスケジュールにも関わらず、プレイ時間が2週間で38時間廻ってしまった。
……とまあ、私にとってサガはこんなゲームだ。しかし、これがこの文章を読んでくれている貴方に当てはまるとは言い切れない。なぜなら、ともかくこのゲームは個性が強いからだ。キャラデザインからこの圧倒的な自由度のシナリオ・キャラメイク。どれもプレイヤーを選ぶ。だから、私はこのゲームを万人に薦めることは出来ない。だが、実際にこのゲームはプレイする価値はある。私はそう断言しておく。
[ 2005/7/31 17:09 | ゲームレビュー | comment(0) | trackback(0) ]
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