オンボードVGAでカスタム解像度を使う方法
半年ぶりくらいのエントリーがこんなので恐縮ですが、ともかく感動したので記憶が鮮明なうちにやったことを書き留めておきます。
色々とあって弟のノートPC(Intel mobile 945GM)で外付けの24.1型(LCD TV-241XBR-2)をデュアルディスプレイで表示しようとしたところ、945GMのオンボVGAはデフォルトでは1920×1200の解像度に対応してない様子。1920×1080はTV-241XBR-2のほうが対応してないためアウト。1600×1200では使えるけど、それではせっかくのワイド液晶が泣くってもんです。
さてどうするか、ってなわけで2chの過去ログのGoogleキャッシュから見つけたのが↓のソフト。
「DTD Calculator's」(文中のリンクから「setupdtd100.exe」ってのをダウンロード)
http://softwarecommunity.intel.com/isn/Community/en-US/forums/thread/30248002.aspx
何とオンボードVGAでもカスタム解像度を使えるようにする夢の(?)ソフトです。マニュアルが全部英語ですが、欲の力とは恐ろしいもの。何としても表示出来るようにすべく、足りない英語力で悪戦苦闘の結果、何と945GMで1920×1200の解像度で表示させることに成功しました!以下簡単に自分なりのやり方レポートです。(注:以下の操作を踏んでモニタやPCが壊れても当方では一切責任を負えません。この記事はただの自分向けの備忘録です。)
1.「DTD Calculator's」をダウンロードしてインストール。
上のリンクの「1) You can download the software installer from my personal site at」の下のリンクから「setupdtd100.exe」ってのをダウンロードして普通にインストールする。ここで、Vistaでユーザーアカウントを使ってる場合は、インストールした後起動する前に「プロパティ>互換性>管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れておく。
2.「Monitor Asset Manager」をインストールしてモニタの情報を調べる(DTDデータを得る)
http://www.entechtaiwan.com/util/moninfo.shtm
上記のリンクの左上から「Monitor Asset Manager」をダウンロードして、起動。以下の2つの文字列を見つける。
Raw EDID base
00: 00 FF FF FF FF FF FF 00 25 E4 82 18 01 01 01 01
10: 1E 11 01 03 80 34 20 78 2E EF 95 A3 54 4C 9B 26
20: 0F 50 54 BF EF 00 95 00 A9 40 81 80 81 40 01 01
30: 01 01 01 01 01 01 28 3C 80 A0 70 B0 23 40 30 20
40: 36 00 06 44 21 00 00 1A 00 00 00 FD 00 37 4B 18
50: 53 11 00 0A 20 20 20 20 20 20 00 00 00 FF 00 55
60: 4E 46 30 30 30 30 34 36 31 31 44 0A 00 00 00 FC
70: 00 4C 43 44 2D 4D 46 32 34 31 58 0A 20 20 01 1F
Timing recommendation #1.... 1920x1200 at 60Hz
Modeline................ "1920x1200" 154.000 1920 1968 2000 2080 1200 1203 1209 1235 +hsync -vsync
一応この表示の細かい説明は↓のリンクに書いてあるのですが、
(http://softwarecommunity.intel.com/Wiki/Graphics/239.htm)
いくらなんでも初見で英語でこれは意味がわからなすぎるのでとりあえず要点。上の引用はウチのモニタ(MF-241XWR)で上記のプログラムを実行した結果です。1つめの引用の太字部分が、後で使う「DTD」というデータになります。この場合、
28 3C 80 A0 70 B0 23 40 30 20 36 00 06 44 21 00 00 1A
ですね。下の引用はモニタの推奨設定です。コレも一応後で使います。どちらともtxtに保存しとくと良いかと思います。
3.DTDコードを「DTD Calculator's」に入力してカスタム解像度を追加する
まずは先ほどDLした「DTD Calculator's」を起動。いきなりワケの分からない画面が出てきますが無視して「Reverse Calculation」に移動します。で、テキストフォームに上でメモしたDTDデータをコピペして、「Reverse Calculate」を押します。すると、左のテキストフォームに数値が入ります。この数値が上から順に先ほどメモしたモニタの推奨設定の値と等しければ成功です。
後は「Registry Hack」に移動して「More」を押して空のDTDを追加。その後下に出てくる「Get Calculated」を押して今までに入力した内容を反映させます。
で、最後に「Write DTDs to Registry」を押して再起動すれば、見事に入力したカスタム解像度(この場合は1920×1200)が画面のプロパティに追加されているはずです。
……はずなんですが、どうも弟のノートPCの環境だとこの手順だけでは上手く行きませんでした。どうしても1920×1200のデータが追加されませんでした。さてどうしたものやら、と色々試してると、どうやらリフレッシュレートの設定を変えれば認識されるっぽい。そんなわけで、リフレッシュレートの設定をギリギリ60にならない値に調製してやると、見事、上手く表示することが出来ました。結局使った設定は以下のとおり。
"1920x1200" 152.6 1920 1968 2000 2080 1200 1203 1209 1235 +hsync -vsync
9C 3B 80 A0 70 B0 23 40 30 20 36 00 06 44 21 00 00 1A
恐らく環境によって違ってくるものだと思うのですが、弟の環境(945GMオンボードVGA、TV241XBR-2)だとコレでいけました。うむ、めでたしめでたし。
まぁ何故こんな面倒なことを弟のためにわざわざやってたのかと言うと、
元々TV-241XBR-2は俺の→IOアウトレットで次世代機種のMF-241XWRが60000円→欲しい、超欲しい→金が無い→そもそも2台もいらない→そうだ、弟に売ろう!→TV-241XBR-2を34000円で弟に売却→MF-241XWRが26000円キタコレ→即購入→弟がTV-241XBR-2で上記の問題発生→弟:『ならイラネーヨ』と返品要求→そいつぁ~困るよおやっさん→何とかするしかない!
……とまぁ、己の物欲が招いた悲劇なわけでした。
[ 2008/3/06 01:20 | Computer | comment(0) | trackback(0) ]
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